【神楽坂】不動産売買における新築高級物件と中古物件の違い

費用

まずは購入にかかる諸費用の違いを見てみましょう。

物件価格
新築物件と中古物件では、マンションの価格自体が異なります。物件価格は、立地や広さが同じような物件であれば、新築よりも中古のほうが割安になるのが一般的です。ただし、立地などの条件によっては、中古物件のほうが高くなるケースもございます。

仲介手数料
購入の際にかかる諸費用として、新築か中古かで最も大きな違いとなるのが仲介手数料です。新築物件を購入する場合、仲介手数料はかかりません。新築物件の場合は売主から直接購入することになるためです。

一方、不動産会社から中古物件を購入する場合は、不動産会社が売主と買主を仲介する形式が一般的です。このような仲介形式では、売買契約が成立すると、基本的に買主は不動産会社へ仲介手数料を支払わなければなりません。ただし、不動産会社が所有する物件を直接購入する場合は例外です。

消費税
新築物件の場合、土地の購入費用に対しては消費税がかかりません。かかるのは建物の購入費用に対してのみです。中古物件の場合は、売主が不動産会社などの事業者のケースではかかりますが、売主が個人のケースでは消費税はかかりません。

購入過程の違い

新築物件の場合、そのほとんどで「第一期」や「第二期」のように「期分け販売」と呼ばれる方法をとります。新築物件の場合は、完成前に販売を開始することが多いため、モデルルームの見学で得たイメージをもとに購入を検討することになるでしょう。

一方、中古物件の場合は不動産ポータルサイトで物件を探し、気になる物件を見つけたら不動産会社に連絡して、内覧した上で購入するという流れが一般的です。

新築物件がおすすめの方

「誰かが一度住んだ物件は避けたい」という方には、新築物件が向いています。住宅に限らず、誰が触ったかわからない古本や、誰が着たかわからない古着には抵抗があるという方も少なくありません。そのような方は、価格が安いからといって中古物件を選ぶのではなく、まっさらな状態の新築物件を選んだほうがよいでしょう。

新しいものや最新の設備などが好きな方にも、新築物件が向いています。新築物件だと最新の設備が整っている物件も多く、新しい生活も快適に過ごせるでしょう。価格は中古物件よりも高くなりますが、快適な生活を手に入れることができます。

他にも新築物件は、修理やリノベーションなど想定外の出費がほとんどないため、ランニングコストを抑えたいという方にもおすすめです。

中古物件がおすすめの方

中古物件の多くは、新築物件よりも低価格です。そのため物件購入価格をなるべく抑えたいという方に向いています。

また、リノベーションして自分好みの部屋に仕上げたいという方にも、中古物件は向いています。中古物件でもリノベーションすれば、新築のように生まれ変わらせることが可能です。

他にも立地にこだわりのある方や、実際に内覧してから購入したいという方にも物件数の多い中古物件のほうが向いているといえるでしょう。